宝飾品に魔力や怨念が
宿るというのは
よく聞く話。
鏡とか櫛なんかもそう。
どこの誰だか知らない
他人様が長らく愛用してた物って
あんまり使いたくないよな。
女の持ち物にひそむ
妹の力(いものちから)=霊力は
バカにできん、
どころか恐ろしい。
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ゆえに。
化粧品にも同様のパワーが
宿って当然だろう。
もともと「化ける」ための道具だし。
目の周囲を彩ったり
唇を赤く染めたり
するのは邪悪なモノが
目や口から入ってこないように
するための魔除け行為であった。
昔っからつくづく感心してたんだけど。
資生堂って大したもんよ。
エリクシール(錬金術用語)。
クインテス(同上)。
ベネフィーク(占星術用語)。
それに。
シンボルマークの花椿は
出雲の八重垣神社に由来する。
やるな!
カネボウの前身は鐘淵紡績。
糸を紡ぐのは
はるか古代から女の仕事であった。
あの「眠り姫」は
毒がついた糸車の錘(つむ)で
指を突いて永遠の眠りに
突入しちゃったのよね。
糸と糸を組み合わせて
布に織り上げる機織りも
「鶴の恩返し」に見られるように
これまた女の仕事。
紡績メーカーが
化粧品メーカーに発展するのは
至極自然なことだったのかもしれぬ。
右上の画像は
鏡像自分撮り@近所の団地広場。
何の変哲もない場所なのだが、
ネオトーキョーか?
チバシティか?
ミョーに荒涼として
「ニューロマンサー」or
「爆裂都市」な雰囲気。
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