Fox is back!

およそ精神力だけで
乗り切った感アリアリの
旅より帰還。
イギリスは３回目。
飛行機で半日も
飛ばなきゃならない土地で
「故郷に帰ってきた」感を
抱いてしまうのが不思議だ。
国内では名古屋がそう。

しっかし。
個人旅行のネックは
お気楽さと引き換えに
移動がムチャクチャ
大変！ってことだ。
スーツケースと一緒じゃ
トイレにも行けん。

でも。
おかげさんで
ひっさびさに
英国男子の
ホスピタリティにふれた。
エレベーターのない
地下鉄の駅で
でかいスーツケースを
担いで階段を
ぜーぜー
上ってたら
「持ってあげるよ！」
と背後から声が。
二十代半ばの男性が
軽々とスーツケースを
運んでくれた。

それから３０分もしないうちに
別の階段で。
今度は白髪の男性が
同じく手を貸してくれた。
彼自身、
重そうなリュックを
背負ってるのに、だ。
泣ける。
とか言って。
東京の繁華街だったら
「盗まれないかしらん？」
とか身構えちゃうかもな。

まっとにかく。
男は言葉と態度が大事だよ。
「かよわき女は
　オレたち男が
　守ってやらねば」
という心意気、
コレよコレコレ。

さて。
今回は戻ってきたキツネ。
いずれ。
Fox is gone! を
たくらんでないことも
ございません。
命短し走れよキツネ。