上西千波+守屋純子セクステット@ドルフィー

jazzydays2009-09-05

野毛に行くのが
久しぶりなら
ドルフィー
もっと久しぶりだ。
この店の「ほのダサ」空間、
心地よいわ。
相変わらず
謎の脱力系オブジェが
いろいろ飾られてます。



金曜の夜。
超豪華メンツ。
店内はなかなかの盛況ぶり。
カウンター前方に座ったら
目の前に
見慣れたスキンヘッドが。
おおY氏じゃん。
さっすが
お目が高いぜ。
何たって。
こーんな顔ぶれだもんね。


ヴォーカル、
上西千波(かみにし・ちなみ)。
ピアノ、
守屋純子
トランペット、
奥村晶(おくむら・しょう)。
アルトサックス、
緑川英徳(みどりかわ・ひでのり)。
テナーサックス、
小池修
ベース、
高瀬裕(たかせ・ひろし)。
ドラムス、
藤井学。


名演にならんワケがなかろう!
一応、ヴォーカリスト with セクステット
と銘打ってあるんだが。
どうしてどうして。
こりゃあ立派にセプテットだわ。
選曲が実にユニーク。
全部は覚えてないけど、
大体こんな感じ。↓


「TUTU」
「Milestones」
「What a Wonderful World」
「Tokyo Blues」
「Street Life」
「Sidewinder」
「Isn't She Lovely?」


マイルス・デイヴィス
ホレス・シルヴァー
リー・モーガン、と来た!
インストじゃないよ。
歌入りだよ。
そして。
まさかまさかの
「Street Life」。
この曲をナマで聴ける日が来ようとは。


ストリート・ライフ

ストリート・ライフ


このアルバムは
何十回、何百回、
聴いたか知れぬ。
最初に買ったLPは
うっかり傷つけて
針飛びするようになってしまい、
CDで買い直してからも
曲がその部分にさしかかると
「ううっ飛ぶ...!」
とドキドキしたもんである。
上西嬢にとっては
これが初めて買った
ジャズのアルバムだそうな。



リー・モーガン
彷彿とさせる奥村晶、
豪快なブロウの中に
狂気のカケラが
ほの見える小池修
熱かったぜ!
アンタたち。
カッコよすぎて犯罪です。
Y氏と共に
「うおおおお!」
「サイコー!」
「大当たり!」
と大いに盛り上がる。


高瀬&ミドリーヌは
今回が初顔合わせとのこと。
ほほーう。
ちょっと意外な気がした。
しめくくりは
スティーヴィー・ワンダーだよ。
ああ堪能した。
おなかいっぱい。
本当にごちでした。



たっぷりのポテトもごちでした。
メニューの表記は
「ポテトフライ」。
「フライドポテト」ではありませぬ。
皿に敷かれた家庭用の
キッチンペーパーも泣かせるぜ。


本日の疑惑@裏倉庫。
お題は「鵺!」でございます。
http://ameblo.jp/jazzydays/day-20090904.html