紙は死んだ

雑誌の休刊が相次ぐ。
かつては。
世話になった世界だけに
惜別の念がなくもないが。
もはや。
時代の流れを
逆行させるのは
無理というものだろう。

昨日 会った従姉が
新聞販売店を整理したのも
年齢的・体力的に
キツくなったのは
もちろんのこと、
新聞という媒体の
未来に明るい展望を
描けなかったがゆえ。

ツァラトゥストラはこう言った 上 (岩波文庫 青 639-2)

エリ・エリ・レマ・サバクタニ。
紙よ。
何ゆえ我を見捨てたもうや？
が。
文字を解読できねば
単なるインクのシミの
羅列にすぎんモノが
時として
人生観をひっくり返す
脳天パンチ！を
食らわしてくれるもんな。
紙は死んでも
神は死なぬ。
正確を期すならば。
「神」ではなく「神々」。

キリスト教は邪教です！ 現代語訳『アンチクリスト』 (講談社+α新書)

本日は。
エアコンの効かない部屋に
閉じこもって
熱中症になりかけの
座敷ギツネ。
うとうとしたスキに
魑魅魍魎どもが
３匹も襲ってきやがって
予期せぬサイキック・バトル。
全身 濡れ雑巾。

食物摂取は。
インスタントラーメン（具なし）×１。
レンジでチンしたじゃがいも×１。
アルコール×０。
昨夜のマトモな食卓が
早くも懐かしいぜ。