ギロチンギロチン

jazzydays2009-03-17

ギロチン、ギロチン、
シュルシュルシュ、
ギロチン、ギロチン、
シュルシュルシュ、
(from 『斜陽』)
本年は。
太宰治生誕百周年だそうで。


「人間は恋と革命のために
 生れてきたのだ」


くううううっ。
キザにもほどがある!
こーんなセリフに
青々しかった中学生の
不肖アタクシ。
コロリとだまされたもんだわよ。


斜陽 (新潮文庫)

斜陽 (新潮文庫)


ギロチンと言えば。
コレもまた。
忘れじの名作であるよ。


二都物語 (上巻) (新潮文庫)

二都物語 (上巻) (新潮文庫)


A Tale of Two Cities (Penguin Classics)

A Tale of Two Cities (Penguin Classics)


≪It was the best of times,
 it was the worst of times,
 it was the age of wisdom,
 it was the age of foolishness,
 it was the epoch of belief,
 it was the epoch of incredulity,
 it was the season of Light,
 it was the season of Darkness,
 it was the spring of hope,
 it was the winter of despair,
 we had everything before us,
 we had nothing before us,
 we were all going direct to Heaven,
 we were all going direct the other way- ≫


何とも。
惚れ惚れする名調子。
冒頭から
ググーッと
引きずり込まれるじゃ
ありませんこと。


それはさておき。
本日のギロチン。
半解凍刺身。
@東海道線某駅近く。
いえね。
決して悪い店じゃなかったのよ。
常連客らしいおっさんが
カウンターで大将と
おしゃべりしながら
一献傾けててさ。


黙々と食ってる私を
振り返って
そのおっさんが
「どう?おいしい?」
って声をかけてくれるような
飾らん店だったのよ。
値段も超・格安。


しっかし。
出てきた刺身を
口に入れたとたん、
ジャリッと
half-frozen な歯触りがして。
「ん?」
とは思ったんだよな。
はううううううう。
ありがたく食らった。


もしくは。
己自身の体内において
日々醸造しておる
邪悪なエッセンスによる
自家中毒」と言うべきか。
ふははははははは。
以下、ギロチン画像数点。



甘すぎぬ玉子が美味であった。



犯人はこの中に?



穴子も素敵なお味でしたの。


これらに味噌汁と茶碗蒸しがついて
何と1500円!
だったんだけどねえ...。
右上の画像は
恒例、食品サンプル・シリーズ。
「どっちも忘れた」。
本日のポエトリー@裏倉庫。↓
http://ameblo.jp/jazzydays/day-20090317.html



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