傷だらけのローラ

jazzydays2008-10-04

10月4日。
今年もまた。
ジャニス・ジョプリン
命日がやってきた。
彼女を反面教師にせねば、
と長年にわたって
願い続けながら。
いっこうに
実現できずにいる。


チープ・スリル

チープ・スリル


パール

パール


ジャニスの声に
初めて出会った当時、
私は13歳だった。
その衝撃については
すでに書いたので、
御興味ある方は↓を参照されたい。
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20061004


ずっと時代を経てから
Guns 'N'Roses を知った際。
リード・ヴォーカリスト
アクセルの両性具有的な
激しいシャウトに
ジャニスの濃い影響を
嗅ぎ取った者は
少なくなかろう。


アペタイト・フォー・ディストラクション

アペタイト・フォー・ディストラクション


本日の節酒レポート。
摂取量=ゼロ。
よしよし。
パチパチパチ。


というのも。
こーんな本を
読んじゃったせいもあるな。


私は仮面の妖精だった

私は仮面の妖精だった


ローラ・ボー。
懐かしい名前。
キュートなルックスで
アイドル的人気を誇った
プロゴルファー。
これは華やかな活躍の裏で
精神的に追いつめられ、
アルコール依存に苦しみ、
七転八倒し、
ついには
死を垣間見た
彼女の自叙伝。


昔むかーし。
書店に勤めていた頃。
来日中のローラが
気晴らしに読むための本を
「何点か見つくろってくれ」
という注文を受けたことがある。


あの時点で
すでに彼女は
アルコールの壮絶な泥沼に
ハマってたのね。
自叙伝としては、
あまりにも
痛々しく、
ナマナマしいが、
ズッシリ読み応えがある。


あやうく命を落としかけた
ローラに担当医師が
かけた言葉は意味深い。


「これは奇跡だよ、ローラ。
 これを最大限役立てるんだね」


彼女は "力を超えたもの" に
生かされていることを痛感する。
それを神と呼ぶ者もあれば、
宇宙と呼ぶ者もあろう。
名は何であれ。
大いなる意志の介在。


明日は。
関八州稲荷・総元締の
土地にて開催される
某シンポジウムへ。
実に十数年ぶりの参加となる。
復活への布石となるか?