でるしん!堀浜!

jazzydays2008-07-17

いやはや。
ったくもう。
どいつもこいつも。
とんでもねえ(だが愛すべき)
野郎どもだな。


一昨晩は。
でるしん@Stormy Mondayだよ。
年に数回、
このハコでしか聴けない
ベリー・スペシャルなユニット。
私は初回から皆勤だ。


パーソネルは。
ギター&ヴォーカル、松川純一郎。
ギター&ヴォーカル、和泉聡志。
テナーサックス、佐藤帆(さとう・はん)。
ベース、江口弘史(えぐち・ひろし)。
ドラムス、湊雅史(みなと・まさふみ)。


勤勉・忠誠な
オフィシャル・ヘッドバンガー(!)
としての任務を
無事に今回も果たしてまいりました。
この夜は。
録音機材が持ち込まれ、
ライブ・レコーディングが敢行されておった。
そのせいでもなかろうが。
メンバーのテンション、
演奏のクオリティ、
共に絶品。
これぞ。
でるしん史上最強!
と言っても
決して過言ではない
出来であった。


とりわけ。
この日にカナダから
帰国したばかりでヘロヘロの
佐藤帆、
腰痛に悶絶中の
イズミ、
両名の気合いが
ハンパじゃない。
うむ。
君らはコンディションが
悪いほうが
イイ演奏をするって事実が
判明したぞ。
LIVEの模様は
盗撮魔ZAKU氏の写真館を見てね。↓
http://www.flickr.com/photos/zzk/sets/72157606195843081/



ヘビのウロコ。



ぶんぶく茶釜まんじゅう。ごち。


でもって。
昨晩は渋谷だよ。
オッシャレ〜なジャズ箱、
JZ Brat へ数年ぶりに赴く。
目指すは。
堀秀彰・浜崎航(はまさき・わたる)
双頭カルテット。


パーソネルは。
ピアノ、堀秀彰。
テナーサックス&フルート、浜崎航。
ベース、高瀬裕(たかせ・ひろし)。
ドラムス、広瀬潤次。


あのな。
CDを滅多に聴かない私が。
彼らのアルバムは
何度も何度も何度も
繰り返し聴いちゃうのよ。
コレって。
非常に稀な現象なワケよ。
それだけ
吸引力がスゲエ!
ってことよ。
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20080624


Encounter

Encounter


録音でこんだけ
素晴らしいんだから、
LIVE は一体、
どんなことになるのやら。
ワクワクするじゃんか。
もちろん結果は
150%いや
200%の満足度。


この夜は。
ツアーのファイナル
ということもあり、
燃焼具合が尋常でない。
中でも。
久しぶりに聴いた
ヒロリンこと広瀬潤次の
鬼神が憑依したかのごとき
ドラムソロには
ただただ言葉を失う!


アンコールでは
両目から熱い液体が
流れ出して
流れ出して
仕方ない。
とめどない。
汗と涙で
握りしめた
ハンカチがぐしょぐしょ。


あの「ほりぴょん」=堀秀彰に
ココまで泣かされちまうとはねえ。
振り返れば。
彼が20代初めの頃から
つかず離れず聴いてきたワケだが。
こーんなに成長してくれちゃって。
んもう。
お姐さん感涙にむせぶ、
の巻だわよ。


とにかく。
堀浜バンド、
現時点の
日本ジャズ界において
最も「旬」だと思う。

これほどの曲を書けて、
これほどの演奏が可能な
若手が国内に存在するってのに。
昔の名盤やら、
大御所やら、
聴いてる場合じゃないだろ。
このクオリティ。
この熱気。
この疾走感。
自信をもって
太鼓判。


それにしても。
JZ Brat の洗練された雰囲気ってば。
ただでさえ
挙動不審な私、
そぐわないこと
おびただしいわ。
おほほほほほ。


会場には
見知った顔が
アチラコチラ。
うち一名に
「keikoさん目立ちすぎ!」
とツッコまれる。
ぎゃはははは。
右上の画像は
堀浜カルテットのサイン。