蛇メタ！夏越大祓

ぐあああああ。
昨夜は。
ってか早朝だな。
血みどろ、
ドロッドロ、
の悪夢を見て
心臓バクバクで
最悪の覚醒。
すぐさま。
ソラナックスを
ガリガリ噛み砕く。

が、しかーし。
本日は。
半年間の穢れを落とす
夏越大祓（なごしのおおはらえ）。
幸い。
好天でございますよ。
（そりゃ晴れ女ですからな！）
神事に参列せねばならぬ。
何としてでも。

いみじくも。
見たばっかりの夢で
私は大いなる啓示を
受けておった。
まあな。
宗教関係者や文化人類学者の
お歴々には自明のことなんでしょうが。

大祓の神事にて
執り行われる
茅の輪くぐり＝クチナワくぐり！
蛇体＝ウロボロス＝玄武！
胎児と母体をつなぐヘソの緒＝ヘビ。
人は皆、体内にヘビ（＝長い長い腸）を飼っている。
男子のエレクト＝鎌首をもたげたヘビ。
つまるところ。
生命力の根源＝ヘビ！

出向いた先は。
鎌倉は鶴岡八幡宮。
源氏の根城だけどな。

実は平家が好き。―目からウロコの「源平」、その真実 (ダ・ヴィンチ特別編集 (8))

強い陽射しが照りつけ、
参列の善男善女は汗ダラダラ。
それでも。
辛抱強く敬虔に
神事に加わっている。
左→右→左と
∞（無限大）の形を描きつつ、
茅の輪をくぐる。
美しい光景だわ。

緑が目にしみますの。
つっくづく私は晴れ女。
ほーっほっほっほ。

茅の輪。
まさしくクチナワ（ヘビの古語）、
ウロボロス＝玄武だな。

蓮@平家池。

さて。
せっかく昼間に鎌倉へ来たことだし。
ものすんごく久しぶりに
参拝したいところがあった。
それは。
もちろん。
ヘビにまつわる場所ですのよ。
悲劇の姫君@比企一族を祀る
妙本寺の蛇苦止明神。
由来はコチラを。↓
http://www.asahi-net.or.jp/~wp9t-tbt/newpage53.htm

時は初夏。
湿気ムンムンの暑さ。
八幡宮や若宮大路は
カンカン照り。
なのに。
鎌倉駅からほんの数分で
昼なお暗い
この場所に移動したとたん、
空気が。
空気が。
空気が！
急にひんやーりするんだよ。

安っぽいスピリチュアリズムや
「私、霊感があるの〜♪」などと
軽々しくぬかすヤツらを
吐き気がするほど
忌み嫌ってる私だが。
なーんとなく。
気配が異なるのを実感しちまう。

ヘビ女を自認してる私ですら
「どわああああ。
　ごごごめんなさいっ！」
とひれ伏したくなっちゃうぐらい
おののくんだから。
興味本位で
出かける輩にゃ、
絶対バチが当たるざんしょ。
間違っても。
遊び半分の
心霊ツアーなんぞ行わぬように。

写真はたくさん
撮らせていただいたけど。
右上の１枚をのぞき。
ココにはアップしません。
若狭局に敬意を表し。

さあて。
こういう場所を拝んじゃった後には。
やっぱり。
どうしたって。
直会（なおらえ）だわよ。

実は。
大祓の後にも飲んだので２杯目です。
スンマセンなあ。

冷やしたぬき。
夏のキツネはタヌキを食らう。
毎年恒例です。