江藤良人トリオ@Jazz Is

この1日半で
4冊の本を読了。
幽冥界・現世・黄泉を
バーチャルに
行ったり来たり。
三界の整然たる
合理システムを
思い知らされ、
眠れなくなる。
あなおそろしや。
誰か。
壇ノ浦に連れてって下さい。



新帝都物語―維新国生み篇

新帝都物語―維新国生み篇


怪談徒然草 (角川ホラー文庫)

怪談徒然草 (角川ホラー文庫)


祝山 (光文社文庫)

祝山 (光文社文庫)


土曜は。
冷たい雨が降る中。
関内 Jazz Is へ。
江藤良人トリオを聴く。
パーソネルは。
不動・不滅のキ○チガイ三人衆。
ドラムス、江藤良人(えとう・よしひと)。
エレキ、和泉聡志。
ベース、小泉P克人(こいずみ・ぴー・よしひと)。


店ってのは
イキモノである。
演奏家や聴衆と同じく、
生きて呼吸している。
誰を相手にするかによって、
種々多様に変化する。


この夜の1st setは
演奏のキレ・勢い共に極上。
客席には
いつもの顔ぶれが勢揃いし、
さながら同窓会。
悪天候にもかかわらず
客入りもよく、
大いに期待して
2nd set にのぞんだのだが。


あらら。
途中で団体さんが
ドッと入ってきてから、
それまでの
エッジ効きまくりプレイが
急に精彩を欠いてしまった。
曲順もちょっと中だるみ傾向。
その証拠に。
「常連組」のノリが
明らかに悪い。
心配したママが
「どうかした?」と
私の耳元でささやく。


うーん。
キミら。
もっともっと
イケる男たちだろ!
キミらがイカなきゃ、
ワシらもイケない。

手加減無用。
下心無用。


ってなワケで。
このトリオにしては、
珍しく不完全燃焼だったんだが。
まあな。
見捨てないから。
でもな。
これが一見さんだったら
リピートしてくれるかどうか
わかんないぜ。
次回はココロして頼む。


さて。
物忌み期間まで
残すところあと1日。
明日は再び Jazz Is へ。
これが横浜初お目見えとなる
素晴らしいピアニストの
リーダー・トリオを聴いて
暴走はいったん一区切りだす。