SLF健在!

jazzydays2007-08-08

SLFと言っても。
SLファンのことじゃ
ありませぬ。
北アイルランド
ベルファスト出身の
パンクバンド、
Stiff Little Fingers。
70年代末にデビューを
飾った彼ら。
何と。
今でもエネルギッシュに
演奏活動を続けているとは!
http://www.slf.com/


私が川崎の旧クラブチッタ
2夜連続来日公演を見たのは、
いつのことだったんだろう。
ベーシストが
オリジナル・メンバーの
アリ・マクモーディーから
元ジャムの
ブルース・フォクストンに
変わった直後。
アリを目の前で見たかった私は
残念だったなあ。
まっ、ジャムも相当に好きだったから、
それなりに満足はしたけど。


昨年、ブルースは
「SLFでやるべきことは
 やり尽くした」
とバンドを去り、
オリジナル・メンバーの
アリが復帰したそうな。
彼らの代表作はやはり、
初期の3枚だろう。


Inflammable Material

Inflammable Material


Nobody's Hero

Nobody's Hero


Go for It

Go for It


とりわけ。
1枚目に収録された
「Suspect Device」は
アナーキーが「3・3・3」という
タイトルで日本語カバーした。
「さっさっさっさっさっさっ、
 さあ飛び出そうぜ〜!」


アナーキー

アナーキー


本家本元の動画はコチラ。
http://jp.youtube.com/watch?v=RBYoNYuUVk0
痛いぐらいのトンガリ具合、
当時の荒涼たる空気感が

ダイレクトに伝わってくる。


右上の画像はデビュー当時の写真。
右端に写ってるのが、
アリ・マクモーディー。
苦難に満ちた、
いかにも「青春」な表情が
少年っぽくてたまらん。
コレも大好きな1枚。↓



そ、それが。
時間とは。
かくも残酷なモノか。
現在のルックスは、
と言いますと。
こーんな変貌を遂げちゃうのよ。
(アリは右端。)



もちろん。
音楽は「見た目」ではない。
リアルの私を御存知の方は
よくよくおわかりのはずだろうが。
私は絶対に。
決して。
ルックスを基準に
楽家を選びませんから。
また目の前で聴きたいぞ。
愛しきオヤジどもが激しく奏でる
「Suspect Device」を。