鎌倉ダフネにて。
隔月恒例の大野雄二トリオ+1。
パーソネルは。
ピアノ、大野雄二。
ベース、俵山昌之。
パーカッション、横山達治。
ドラムス、村田憲一郎。
今宵は電車が止まっており、
イライラ・ハラハラ。
どうにかこうにかオープニングに到着。
曲目はなじみのナンバーばかりだが、
アレンジがふだんとは
かなり異なり新鮮。
大野氏のイキっぷりは毎度おなじみ。
それでも。
あらためて、
つくづく、しみじみ(?)感じたよ。
この人は狂ってる。
あの憑かれたような演奏ぶり。
実際、ミューズに憑依されてるんだろ。
これまで何十回も彼のLIVEに接してるけどさ。
もはや、コレは。
どう見ても尋常ではない。
ロシア出身、後にアメリカで活躍した
シモン・バレールというピアニストがいた。
クラシック界の絶倫王・爆演王として、
その名を轟かせたらしい。
Complete Hmv Recordings 1934-1936
- アーティスト: Alexander Konstantinovich Glazunov,Alexander Scriabin,Felix Blumenfeld,Franz Liszt,Fryderyk Franciszek Chopin,Leopold Godowsky,Mily Alexeyevich Balakirev,Robert Schumann,Simon Barere
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- 発売日: 2005/05/10
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残念ながら私は生演奏に接することが叶わなかった。
彼の最期が、これまた、あまりに壮絶。
演奏中に脳血管が破裂し、
そのまんまあの世逝き だったらしい。
素晴らしい。
素晴らしすぎる。
願わくば。
大野雄二の最期も、かくあれかし。
自著を読めば、当人が
そう望んでいるのは明らかだもの。
- 作者: 大野雄二
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