荒巻BAND@佐和

ついに、この日がやって来た。
荒巻BAND@佐和。
この店は、私がこれまでジャズ酒場"S"として
名前と場所を伏せてきた(わかる人にはわかっていたはずだが)
あの大東京のキ印名所。
京急大森海岸駅から徒歩3分、JR大森駅から徒歩8分ほど。
詳細は以下を参照。↓
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20060317
http://d.hatena.ne.jp/jazzydays/20060630


よもや、あのヤバイ店で、あの凶暴バンド
LIVEをやらかしてしまう日が来ようとは。
昇天間違いナシではないか。
実際、私は荒巻BANDを聴きながら、
脳血管が破裂寸前の感覚を味わったことがある。
その際は「このままイッちゃってもかまわん!」とすら
感じたものだ。それほどまでに、
このバンドが持つ吸引力は凄まじい。
まぁ、わからんヤツには永遠にわからんだろうけどよ。
パーソネルは。
ベース、荒巻茂生。
テナーサックス、竹内直(たけうち・なお)。
ピアノ、吉田桂一。
ドラムス、本田珠也。


今宵も。
1st set で髪を振り乱して、激しくヘッドバンギングしつつ、
わめき散らしていた客は、アタクシ一人でございました。
確かに。
初めて出演する店にもかかわらず、
いきなり1曲延々50分もあろうかという
フリー系の激しいサウンドを浴びせられては、
普通のジャズ好きの人間は、ついて行けなかろうよ。
もっと、とっつきやすいレパートリーもないワケじゃないのに、
のっけから妥協のない演奏をありがとう。


が。2nd set にて強力な味方A氏が隣席に登場し、
我々の怒涛の叫びにあおられ、演奏は過激に暴走!
コレよ! コレこそ荒巻BANDの真骨頂!
あああああああああああ。
演奏中は酒も飲めん。つまみも食えん。
大声を出しまくって声が枯れる枯れる。
演奏もしてないのに、汗びっしょり。
だけど、心の底から満ち足りた。
実は白状すると午前中、調子が悪くて、
寝床で動けなかったのであるが、
本当に本当に行ってよかったよ。
愛してるぜ。荒巻BAND。愛してるぜ。佐和。




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