混迷デモクラシー

令和元年。
五黄亥年
10/22(五黄の日)、
即位礼正殿の儀を目前に、
平成の垢と塵と澱
(あいちトリエンナーレ
その最たるモノ)を
押し流し洗い去る
手荒な浄化が相次ぐ。
折しも新暦・神無月、
脱皮と再生の時。


この年にして
ロッカーズの復活に立ち会えたり、
生涯でも間違いなく
ベスト作品の1本に入るであろう
映画(JOKER)に遭遇したり、
よもや大学で
勉強する機会を得るとは。
不肖キツネ、
まっこと再生の年と心得る。
長生きはするもんだ。


再生というからには、
その前に象徴的な
死が存在する。
破壊と再生。
スクラップ&ビルド。
「破壊するばかりで
何も生み出さないなら、
それはパンクではない」
by 北里晃一(THE MODS)


ひるがえって香港の現状。
そこに再生の兆しはあるか。
光は見えるか。
かつて移住を考えたほど
愛した土地が
破壊されまくるさまを
見るのは耐えがたい。


中共憎し!」の
脊髄反射で盲目的に
民主派デモを応援してきた
お花畑諸君も、
ようやく覚醒しつつあるようだが、
いまだ日本向け工作員
傀儡「女神」が何故か
日本語でのみ放つツイートを
鵜呑みにする
著名保守論客の情けなさには
ゲンナリするわ。
山際、渡邉、石平、門田、
アンタらのことだよ!


香港民主化“リーダー”格の男女二人。
ジョシュア・ウォン(黄之鋒)の姓
「ウォン」は香港の広東語発音だ。
普通話(いわゆる北京語、
標準的な中国語)だと
「ホワン」or「フアン」。
一方。
アグネス・チョウ(周庭)の
姓は広東語発音では
「チョウ」より「チャウ」に近い。
彼女は自らカタカナで
普通話発音の
「チョウ」を名乗っており、
アイデンティティーの在処が
興味深いところである。
れいわ、立憲民主、シールズと
親しい「ハニトラ女神」の立ち位置を
よっく考えて応援するんだな。


そもそも。
なぜ彼らはジョシュアだの
アグネスだの英語名を名乗るのか。
香港人の自称英語名は
イギリス統治時代に
学校で教師につけられたのが
始まりと言われるが、
現在では自分で好きな名前を
適当につけているのが
実情である。
ともあれ。
英植民地奴隷根性まんまじゃね?


つまるところ。
どこかに依存しなければ
香港は生きられない。
沖縄に似て。
観光は暴動で成り立たず、
商店、銀行、交通網は打ちこわし。
自滅への道まっしぐら。
習近平を日本に
国賓として呼ぶな!
とか息巻いてるヤツらには
先が見えていない。
何よりも。
日本という国が将来も
生き延びるほうが
キレイゴトより
はるかに重要である。


これなる古ギツネ、
民主主義なんぞ信じていない。
それは一見、
自由で平等のように見えるが、
衆愚政治への最短コースなのだ。
イギリスの混迷を見よ。
国民投票だ?
何のための
議会だよ選良だよ。
もし。
ワシが世界征服したならば、
必ずや独裁者となるであろう。
ファシスト
呼びたきゃ呼べ。
近々。
「JOKER」を
再び見に行くぞよ。