「外向」外交のツケ

外向・内向。
ユング言うところの差異は。
陽気vs陰気、
積極的vs消極的、
という色分けにあらず。
ぶっちゃけ。
テメエの外に価値基準があるのが外向。
世間に受け入れられてるモノが
正しいと考える。
ゆえに売れてるモノ、
流行りモノ、
もちろんブランド大好き。
概して柔軟。
それに対し、
テメエの内に価値基準があるのが内向。
周囲に左右されることなく信念を貫く。
ゆえに流行に関係なく
好き嫌いがハッキリしている。
概して頑固。


どっちがいいとか
悪いとかの話じゃない。
どっちも重要なんだわ。
とりわけ「外交」においては。
振り返れば。
日本の戦後外交政策
「外向」に傾きすぎていた。
柔よく剛を制すパターンも
アメとムチの使い分けも
通じぬ相手ばかりに
四方八方、
囲まれていることに
ようやく日本国民は
気づいたのではないか。


唐突だが。
天王星という惑星は
84年周期で天空を一巡する。
(7年×12星座=84年)。
つい先日、
折しも新月に重なる日に
牡羊座から牡牛座へと移動した。
その象徴するところは、
言うなれば
既成概念の打破。
物心両面における
大規模な地殻変動


ちょうど1サイクル前、
1935~1942年の世界情勢を
思い浮かべてみると興味深い。
ちなみに。
アドルフ・ヒトラー
牡牛座であった。
ともあれ。
我が国の外交は
間違いなく転換期を迎えている。
とだけ言っておこう。