冬ベジ

人生のランチタイムは
とうに過ぎた。
ティータイムも
終わろうってぇ頃合いだ。
ラッキーにも
がん2回サバイブしたんで、
まっだまだこの世に
しがみつくつもりだが、
今さらスタートを
切るには遅すぎ、
今生において
なし得なかった
事柄はいくつもある。


来世以降、
何度転生するやら
わからんけれど。
イギリスおよび
名古屋とはきっと
ただならぬ縁があるだろう。
シェイクスピア
ユング心理学および
占星術の観点から
もっともっと
研究したかったし。
ランボーとパンクについても
考察を深めたかったし、
中学生の頃、
マジで考えてた
詩人デビュー、
そして
教祖デビューも
果たさねばのう。


興味の範疇が広すぎて
きっと結婚とは
今後もずーっと無縁だろう。
さんっざん、
前世で痛い目に遭った
記憶があるし。
もともと
女房よりも愛人向き。


こたびの人生で
会いたい人、
会うべき人には
ほとんど会った感アリ。
相手が故人の場合は
国内外で墓参り済み。
あとは
そっちから
会いに来てくれや。


就寝中の室温7-8℃でも
汗びっしょり。
絶賛自律神経失調中。
そんな昨今。
ハマった新顔野菜がある。
まず。
ちぢみホウレン草。
上州のカラッ風で
寒締めにした
ホウレン草である。
季節限定の冬ベジ。
初めて買った際、
アク抜きが
必要なのかわからず、
いろいろ検索。


アクは少ないので
そのまんま料理してよい
という説もあれば、
アクが強いので
下茹で必須との説もあり、
まるで頼りにならん。
とりあえず。
サッと短時間、
熱湯にさらしてみやした。


粗熱が取れたあたりで
つまみ食いすると。
こここここれは!
驚きの甘さ。
砂糖のように甘い。
しかも。
しっかり肉厚、
歯ごたえ満点。
バターで炒めて
削り節パパッ。
ううううウマ~!


もうひとつ。
フリルレタスってのも
とみにお気に入り。
何でも。
フツーのレタスより
格段に栄養たっぷり、
らしい。
食感シャキシャキ、
旨味も濃い。
小ぶりで一度に
食べきれる大きさも
うれしい。
ネギ、ニラ、大根、
しいたけ、なめこ
アボカド等々とあわせて
マイ・レギュラー野菜と
なっておりまする。
そのせいか?
風邪にもインフルにも
かからない!
という妙な自信がある。
さあさあ。
春よ来い来い。
さっさと来やがれ。